~空き家撤去へ~税制改正~
今月の日本経済新聞に、政府は荒廃した空き家の撤去を促すため
住宅が建つ土地の固定資産税を軽減する措置を見直す検討に入った、
という記事が載っていました。
このブログで何度も取り上げているように、
空き家問題は年々深刻さを増しています。
原因は様々ですが、税金にも問題がありました。
住宅が建っていることで土地の固定資産税が軽減されるため、
荒廃した空き家でも取り壊さないケースが多いのです。
放っておくと環境が悪くなるだけでなく
倒壊したり火災が起きたりと、近隣に被害が及びかねません。
今回は、自治体が危ないと判断した空き家を
税の軽減対象から外すことを検討するそうです。
更に、持ち主が自主的に更地にした場合
一定期間は固定資産税の軽減を続けることも検討するとか。
個人や自治体の頑張りでようやく国が動き始めたということでしょう。
空き家の増加に歯止めがかかるかもしれませんね。
以前の空き家に関する記事はこちら