~サービス付き高齢者向け住宅~
「サービス付き高齢者向け住宅」をご存知でしょうか?
「高齢者単身・夫婦世帯が安心して居住できる賃貸等の住まい」として
平成23年「高齢者住まい法」の改正により創設された制度で、
介護・医療と連携したバリアフリー構造の住宅です。
ハード面では居室の広さや設備の条件を備え、
ソフト面では専門家によるサービスを提供するなど、
高齢者が安心して暮らすことができる環境が整っているそうです。
一定の条件を満たした事業者には
補助金や税制の優遇などで供給を支援する制度で、
国土交通省・厚生労働省の共管制度として創設されました。
住宅はすでに全国で供給され、東京都でも現時点で242戸登録されています。
これから建設される住宅には、学生向け賃貸住宅を併設したタイプや
一般向け分譲マンションや保育所などを併設したタイプもあり、
多世代が交流できる環境が整備されるようです。
また、最寄駅から遠い立地に住む高齢者が
居住エリアを変えずに住み替えできるように、
駅近くに高齢者住宅を整備し、入居者が住んでいた自宅には
子育て世代など若者の入居を促す仕組みを設ける、といった
民間事業者による取り組みも始まりました。
詳細は登録住宅の検索もできる
「サービス付き高齢者向け住宅」のホームページをご覧ください。