こちらのブログで以前ご紹介した「日本創成会議」。
昨年『ストップ少子化・地方元気戦略』というレポートを発表し、
2040年には全国1800市区町村の半分の存続が難しくなる、
といった衝撃的な内容が話題になりました。
ご紹介した記事はこちら↓
http://setagayaku.jp/blog/?p=363
この「日本創成会議」が今年も新たなレポートを発表し、
物議を醸しています。
タイトルは『東京圏高齢化危機回避戦略』。
東京圏一都三県の高齢化に焦点を当て、
急速な高齢化がもたらす問題点と対処について示しています。
対処法は具体的に
①医療介護サービスの「人材依存度」を引き下げる構造改革
②地域医療介護体制の整備と高齢者の集住化の一体的促進
③一都三県の連携・広域対応が不可欠
④東京圏の高齢者の地方移住環境の整備
の4点が挙げられていますが、最も話題になっているのは4番目。
医療介護体制が整っていると判断された地方に、
東京圏の高齢者の移住を勧める内容になっています。
名前の挙がった自治体では、歓迎する意見もあれば
人材が足りなくなるのでは…など困惑する意見もあり、
立場や考え方による反応の違いが感じられました。
肝心の移住する高齢者側に立ってみれば、
現代版姥捨て山だ!などと怒りの意見も目立ちます。
結果的に昨年に続き、衝撃的な内容だといえるでしょう。
対処法の是非はともかくとして、
高齢化自体は待ったなしの状況にある訳ですから
今一度真剣に考える良い機会になったことは間違いありません。
詳細は日本創成会議のホームページをご覧ください。
http://www.policycouncil.jp/
前回ご紹介した世田谷区の
『空き家等地域貢献活用相談窓口』ですが、
今年度も地域貢献活用企画を募集するそうです。
以前の紹介記事はこちら ↓
http://setagayaku.jp/blog/?p=314
今年度は新たに「オーナーの夢」部門が新設され、
「団体の活用企画」部門とあわせ2部門での募集となります。
企画案が公開審査会でモデル候補として選ばれると、
実現するための初期整備に対し
1件あたり最大200万円が世田谷区から助成されます。
【対象となる企画】
空家等を拠点とした、地域交流の活性化、地域コミュニティの再生等
といった地域貢献を目的とした公益的活用。
自主的、自立的及び継続的に行われ、空き家等の地域貢献活用の
先導的な事例となるもの。
【対象となる物件】
一軒家等の空き家や空き部屋、マンションの空き室など
【応募締切】平成27年8月14日(金)
【公開審査会】平成27年9月12日(土)
どのような企画が応募されるのか楽しみですね。
詳細は「世田谷トラストまちづくり」のHPをご覧ください。
http://www.setagayatm.or.jp/trust/support/akiya/index.html
このブログで何度もご紹介している世田谷区の
『 空き家等地域貢献活用相談窓口』。
地域コミュニティの活性化・再生をめざし、
空き家や空き部屋等と世田谷区の関連部署やNPOなどの
活用希望団体とのマッチングを行っていて、
世田谷区の一般財団法人である
「世田谷トラストまちづくり」が運営しています。
以前の記事はこちら ↓
http://setagayaku.jp/blog/?p=364
今回は今後開催予定の出張相談会をご紹介します。
いずれも申込不要です。
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対象:空き家、空室、空き部屋を地域のために活かしたいとお考えの方
内容:①空き家等活用モデル事例見学会
②建築士や財団職員による個別相談会
【6月14日(日)】
◆空き家等活用モデル事例見学会:凸凹キッズすぺいす♪ 午後1時30分~2時15分
◆活用個別相談会:粕谷区民センター第1・2会議室 午後2時30分~午後4時30分
【7月11日(土)】
◆空き家等活用モデル事例見学会:シェア奥沢 午後1時30分~2時15分
◆活用個別相談会:シェア奥沢 午後2時30分~午後4時30分
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窓口でも随時相談を受け付けているそうです。
詳細は「世田谷トラストまちづくり」のHPをご覧ください。
http://www.setagayatm.or.jp/trust/support/akiya/index.html