~ニッポン”空き家列島”の衝撃~

このブログではしばらく空き家の話題から離れていましたが

空き家問題はますます顕在化しているようです。

年始にはNHKで『ニッポン”空き家列島”の衝撃』というタイトルの

討論番組が放送されました。

有識者から一般市民まで様々な立場の方が集まり意見を出し合うものでしたが

残念ながら結論は出ず、問題の深さがより浮き彫りになったように感じました。

しかし頑張っている事例も見かけます。

先月の日本経済新聞では、

資源として空き家を活用している事例が紹介されていました。

【東京都墨田区】

墨東地域では、もともとスタジオや私設図書館など

地域に開放している空き家活用スポットが点在していました。

そこに興味を持って移り住んできた人などで新たな人の流れが生まれ

ご近所付き合いに発展し、空き家解消にもつながっているようです。

【千葉県松戸市】

仕掛け人は、街を元気づける方法として空き家に注目し

自前の改装可、格安の家賃といった条件で仲介している業者さんです。

改装自体を楽しみたい人が増えたこともあり

空き家を宝に変えることに成功しました。

駅近くに若手アーティストらが集うマンションが登場したり、

工房や店舗に生まれ変わったエリアは雑貨市でにぎわうようになったりと

地域への波及効果もあるようです。

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冒頭のNHKの番組では

「空き家が増えると地域が寂れ、自治体の消滅につながりかねない」

といった内容の意見が出されていました。

ひとつひとつは小さな取り組みだとしても、

このような事例の積み重ねが地域を元気にし

結果的に人口増や税収増に結びついて自治体の救世主となる・・・

なんていう構図も夢物語ではないかもしれませんね。