~文京区の空き家対策~

先日テレビのニュース番組で、文京区のサポートによる

空き家の解体に関する報道がありました。

解体されたのは築56年の木造建物で、

持ち主が数年前に福祉施設に入居して以来空き家だったとのこと。

草木の放置などで近隣住民からの苦情も出ていましたが、

持ち主の思い入れに加え、解体費用や税金の問題などから

なかなか解体に踏み切ることができなかったそうです。

空き家を解体して更地にすると、

固定資産税が最大6倍になってしまいます。

このため解体をためらう人が多いのが現状なのです。

文京区が今年度から始めた空き家対策事業は、

空き家解体費用を最大で200万円補助する代わりに

原則10年間、跡地を区が無償で借り受けるというものです。

その間固定資産税の負担もありません。

様々な自治体で空き対策がされていますが

結局合意が得られず強制撤去、のような事例もあります。

文京区の方式ですと、解体費補助に加え固定資産税の負担をなくすことで

解体へのハードルが下がり合意しやすくなるのではないでしょうか。

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今回の事例では、跡地にベンチなどを設置して

憩いの場として有効に活用されるそうです。

持ち主のご家族の心境としては、金銭的な問題が解消されるとともに

今までご迷惑をかけた近隣の方に少しでも喜んでいただけたら嬉しい、

というような思いもあり、事業をありがたいと評価されていました。

継続的に利用できると判断した空き家については

NPO等へ物件情報が提供されるそうで、

空き家の状況にかかわらず有効活用の方向性は変わりません。

文京区では空き家相談会を開催して積極的に取り組んでいるようですので、

ご興味のある方は相談されてはいかがでしょうか。

詳細は文京区のホームページをご覧ください。

→ http://www.city.bunkyo.lg.jp/akiyataisaku.html